セカンドピアスの期間について、セカンドピアス専門店に勤めるピアスホールアドバイザー金野が説明します。セカンドピアスをつける大体の期間や、セカンドピアス卒業を決める2つのポイントについて。

それは考えるよね。
ホントはおしゃれなかわいいピアスをつけたくてピアッシングしたのに、いつまでもセカンドピアスしか出来ないってストレスたまるもんね。

そかそか。
セカンドピアスの卒業には2つの試験にパスしなければいけないんだ。

もちろん!卒業するためには試験は必須だよ。

ホントは、試験というより確認事項なんだけどね。
基本は、月に一度くらい、ピアスの抜き差しをしてピアスホールの状態を確認して欲しいんだ。

ひとつめ。
ピアスホールの皮膚が未完成の時期には、ピアスを差し込むときに痛みがあるんだ。
ピアスホールに痛みがあるときは、まだ皮膚が薄くてしっかりしたバリヤー機能が発揮できていないので、ピアスホールに痛みが無くなるまで、ホールの皮膚がしっかり出来上がるまで待たないといけないんだ。
ちなみに、私はピアッシング後4か月目から痛みがなくなったよ。

ふたつめ。
月に一度の抜き差しの際、差し込むときにピアスホールの出口がちゃんと見つかるかどうか。
ピアスホールが出来上がっていれば、セカンドピアスは簡単にスーッと差し込めるんだけど、なかなかピアスホールの出口が見つからないときには、まだピアスホールの皮膚が薄くてしっかりしていないんだ。

うん、どちらも出来ていれば、ついにセカンドピアスは卒業です！
これでやっと他のピアスも試してみることができるよ。ただ、値段の安いピアスは素材に不安のあるものがあるので、ちゃんと素材は注意してね。

ファーストピアスの時期は、ピアスホールってまだ生傷の状態だけど、ピアッシング後５～６週間すると、次第にホールの内側に新しい皮膚が出来上がってくるんだ。

うん、そんな感じの人が多いけど、個人差は結構あるんよ。
敏感肌の人はもっとかかるから、ちょっと長めに考えておいた方が良いよ。